土地のコインパーキング活用。
一括見積はこちらから!

今ある大きな駐車場の収益アップさせる方法

地方の都市に行くと、駅前にもかかわらず、かなり広い駐車場を備えていることがあります。
 
生活に車が欠かせない地域だとしても、広すぎる駐車場を維持するのは大変です。一昔前、自動車保有率や駐車ニーズが高かった時代に、台数の多い大型駐車場を作ったものの、その後、稼働率が下がっているということはよくあります。土地を別の方法に活用が出来れば良いのですが、そのまま駐車場として置いておく期間も、少しでも稼働率を上げる努力をしなければ収益につながりません。
 
そんな中、来客用の大型駐車場、立体駐車場など、ある程度の余裕をもたせた大きな駐車場で収益をアップさせる方法のひとつとして、稼働に合わせて、月極めのパスカード(定期券)を導入する駐車場が増えています。
月極めのパスカード(定期券)を導入することで、現状にはないプラスの固定の売上見込めるのです。
 
今回はそんな今ある大きな駐車場の収益アップさせる方法について、解説致します。
 

パスカード(定期券)で収益アップ!

パスカード(定期券)を導入することにより、土地オーナーさんには駐車場の稼働状況に関係なく収益が見込めます。
また、利用者側にもメリットがあります。通勤や通学に駐車場を利用しているけれど、月極を契約するには日数が足りなくてもったいない、夜勤のときだけ使うので終日を契約するのは気が引ける、など、月極を契約するほどではないけれど定期的に駐車場を使いたい方などに利用しやすくなっています。
 
大手の駐車場会社はこうしたパスカード(定期券)に対応した機器をサブリース(一括借り上げ)をして、定期券を導入しています。
中小の駐車場会社ではコンサルティング契約、または売上の歩合払いとして、こうした機器導入の初期投資も相談して決める傾向にあります。
 

パスカード(定期券)の導入方法

パスカード(定期券)を導入するには、磁気のパスカードを読み込むための機器が必要です。
ゲート式の精算機であれば、もともとカードの読み込みには対応している機器が多く、そのまま利用ができます。
 
利用者にお渡しするカードについても、精算機のメーカーに問い合わせれば入手が可能です。
パスカード自体の販売は、インターネット上で申し込んで郵送する、カードの自動販売機を導入して販売しています。
 

パスカードの種類

パスカード(定期券)にはいくつかの種類があります。用途ごとに使い分けることができます。
 

1.全日パスカード

平日・土日祝日に関わらずいつでも駐車できるパスカードです。通勤や定期的な駐車ニーズに対応しています。
 
どんなに混雑しても満車になるほどは稼働しない場合、駐車場利用する人にとって、出入りが自由となるパスカード(定期券)は需要を満たす可能性があります。
ただし、月極駐車場と違って、車庫証明が出せないため注意が必要です。
 

2.平日パスカード

平日のみ自由に利用できるパスカードです。
 
大型駐車場を開設するときはピーク時の駐車場稼働に合わせて台数設計されています。そのため、休日のほうが埋まりやすい商業施設の駐車場など、平日は空きが目立つ大型駐車場に向いています。こうした平日パスポートを発行することによって、収益アップが見込めます。
 

3.休日パスカード

休日パスカードは、役場関連、金融機関、病院など、平日のみ営業している施設に向いています。近場に商業施設などがあれば、利用者も見込めます。
また、平日は単身赴任していて週末だけ戻るサラリーマンなどのニーズにも対応しています。
 

4.夜間パスカード

夜の19:00から朝9:00の、夜間に利用できるパスカードです。
 
駅近の大型商業施設のそばなど、平日の日中は稼働が多い駐車場ではあるものの、営業時間外の夜間は空いてしまう駐車場などに向いています。
 
日中は自動車で移動していて夜間の間だけ駐車したい人、もしくは夜間に仕事のある夜勤の方などが利用する傾向にあります。
時間を限定しているため、月極駐車場よりも安いと、ニーズが高まる可能性があります。
 

パスカード(定期券)導入の注意点

パスカードとして1か月間の切り方は、購入時から30日間とすることをお勧めします。月極駐車場とされると、附置義務の駐車場の台数の規定に違反してしまうことがあるので注意しましょう。
 
利用者側にも、注意するべき点があります。パスカード(定期券)では車庫証明を申請できません。
また、月極駐車場とは違って固定の車室が決まっていないため、確実に駐車ができるスペースが約束されているわけではありません。
それでも、駐車場に出入り自由となるのは大きな魅力です。通勤や定期的な駐車ニーズに応えることができます。
 
定期パスカードの導入に興味をもった、方法を知りたい、という方はぜひ我々、駐車場経営.jpにご相談ください。
土地活用の方法はもちろん、不動産の貸し出しでの条件面の調整交渉、コインパーキング業者の選び方、言い出しづらい賃料の交渉までサポートをいたします。
駐車場以外の土地活用でも複数の見積もりが取得できますので、不明点などあればぜひご相談ください。

土地のコインパーキング活用。
一括見積はこちらから!