時短営業が求められ、廃業を余儀なくされた店舗は増加傾向にあります。
もちろん不動産業界も例外ではありません。飲食店の廃業により賃料が減ってしまったり、人の流れが変わったことにより駐車場需要も変化し、経済活動が停滞しつつあります。
『銀行の融資も決まっていた状況だけど、建設計画は一旦白紙にする』そんなケースも珍しくなくなってきました。
しかし、建設計画を取りやめても、土地がなくなるわけではありません。今回は、そんな新型コロナウィルスの影響で建設計画の見直しが必要な場合の土地活用について解説致します。
目次
土地活用としてコインパーキングにするケースは多い
建築計画を中止にしても土地がなくなるわけではありません。空いている土地は活用しなければ負担が増えるばかりです。
しかし、建築計画を見直したとしても、最終的な実施までに時間がかかることがあります。そうしたケースの土地活用として、一旦、駐車場にしている方が増えています。
そもそも建築計画が見直しになってしまった原因は?
銀行の融資も決まっていたのにかかわらず、建築計画が見直しになってしまった原因として3つのことが考えられます。
1.世の中の情勢が不安定
そもそも不動産業界全体が、入居者やテナントが入らない減床傾向にあります。既存の契約者も撤退し契約更新をしないことが多く、借り手側にも経済的な打撃があり、新規契約をしづらい状況でしょう。
2.建築様式の変容、テレワーク導入による影響
新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)によって、今後の生活様式が変わると言われている通り、建築においてもその影響がでています。
テレワークの推奨により住居でも仕事ができるような物件が好まれたり、都心の一等地でのオフィスは望まれなくなる傾向があるようです。
3.土地売却の増加傾向
土地オーナー様の中には、今後の不安に備えて、土地を手放す方もいるようです。そうなると必然的に空き土地が増えてきます。
この土地でそのまま建設計画を進めるのか、新しい土地を購入するのか、判断が難しい状況になっているようです。
コインパーキングにして土地活用しよう!
実際に、ホテル建設予定地としていた土地を取得した方が、間の有効活用として、コインパーキングとした事例がありました。
インバウンド需要、観光業への打撃が顕著にみられるため、建築時期や土地の用途の再検討せざるを得ず、初期投資が掛からず、一時的な土地活用のできる「駐車場経営」を選んだそうです。
また、古い住宅を解体して、集合住宅を建設する計画のあった土地オーナーさんも、しばらくは情勢が分からないため、一旦、建設を取りやめて、駐車場としたケースもありました。
駐車場経営は、こうした「間の活用」ができる土地活用です。
新型コロナウィルスの影響により、土地活用にお困りの方は、ぜひ当サイトにお問い合わせ下さい。言い出しづらいコインパーキング会社との交渉代理、コインパーキング業者の選び方、他社の見積依頼、駐車場経営や運営についてなど、駐車場運営のプロが土地活用のサポートを致します。