テレワークの普及や窓口のオンライン化など、生活様式も変化し、適切な感染対策を行いながら社会経済活動もしっかりと進めていくという方向へ、社会全体が舵を切っています。
しかし、すべてのビジネスコミュニケーションが非対面コミュニケーションに置き換わったわけではありません。セキュリティ面での不安や信頼関係の構築上での不都合も多く、対面での業務は復活しつつあります。
そのため、駐車場の需要は増加傾向にあります。
今回は、そんなコロナ禍後の駐車場経営/コインパーキング業界の動向について、解説致します。
駐車場需要が増えてきた
新型コロナによる自粛期間中はオンラインでの会議が多く、駐車場の利用も減少傾向にありましたが、社会活動の活性化により直接に会う機会が増え、営業車の駐車が増えてきました。
また、不動産開発も増えてきたため、関連する工事業者の車両も駐車需要も高まっています。
更に、プライベートでも外出する人が多くなり、今までは行けなかった商業地や観光地への移動も増えてきたため、駐車場需要は高まっているのです。
コロナ禍が明けてからのコインパーキング会社の動向
コインパーキング会社はコロナ禍の影響により、新規の駐車場開設をストップし、規模を縮小せざるを得ない時期がありました。
現在、その反動により、エリアによっては駐車場が足りないという現象が起きており、駐車場の需要が高まっています。
また、駐車場が周囲に少ないエリアでは、駐車場料金を値上げしているところもあります。利用者としては、駐車料金が上がったとはいえ駐車せざるを得ないため、稼働は落ちていません。
並行して、コインパーキング会社が新しい開設を急ぐため、用地の借上げに積極的になっており、土地オーナーさんとの交渉の場が増えつつあります。
駐車場経営を始めるには良いタイミングかもしれません。
土地オーナーさんは契約を見直すチャンス!
駐車場需要の高まりにより、駐車場料金は値上げ傾向にあります。そのため、すでにコインパーキング会社に土地を貸出している土地オーナーさんにも、経営のチャンスがきています。
コインパーキング業者と、有利な条件で各社との交渉を進められるケースも少なくありません。今の賃料よりも高く交渉できる機会を、見逃さないようにしましょう。
契約期間の途中でも交渉・相談は可能です。コインパーキング設備会社の相見積もり、言い出しづらい業者との交渉まで、駐車場経営のプロとして我々が適切なアドバイスを致します。既に病院で駐車場経営をしている方も、これから駐車場経営をしたい方も、ぜひお問い合わせください。