近年、コロナ禍を経て、リモート会議やオンライン会議などオフィスに依存しない働き方が増えてきました。
 
車で各所に移動しているビジネスマンには、スケジュールの合間にリモート会議をするという効率的なワークスタイルが求められています。
 
そして、そうした方たちの課題として、「Wifiが安定しているかどうか」は重要なポイントになります。
 
オフィスの中であれば良いのですが、出先の車中では、Wifiに接続がしづらく、スマホやポケットWifiも必ずしも会社から支給されるとは限りません。
一時期は大きく広がりを見せていたコンビニや一部施設のフリーWifiも、ここ数年で撤去をする会社が増えています。これはコストやセキュリティ管理、またクレーム対応など、運用が大変といった理由があるようです。
 
そうした中で、「Wifiスポットの需要+休憩・一時待機スペース」として、「Wifiスポット付駐車場」が登場し始めました。
 
今回はそんな最近話題のフリーWifi付き駐車場について、解説致します。
 

フリーWifi付き駐車場に需要はあるのか?

皆さんもよく見かけると思いますが、車の中でPCやスマホを見ている人はビジネスマン以外にもかなりいます。そのためWifiが使える環境というのはとてもニーズがあるようです。
ビジネスマンにとっても、リモート会議が途中で途切れたりすると業務に支障をきたすため、少しでも安定しているWifiスポットには魅力があります。
 
また、長時間の滞在利用が見込めるため、時間貸し駐車場とWifiは相性のいいサービスといえるでしょう。
 
では、こうしたWifiスポット付駐車場には、どのような運用を求められているのでしょうか。
 

1:Wifiにパスワードを設定するかどうか

まず、Wifiをパスワード不要のフリーWifiにするか、簡単なパスワードを設定して制限するか、選ぶ必要があります。
 
フリーWifiにすると利用者は簡単に使うことができますが、通信の盗聴や情報の流出、偽アクセスポイントへの誘導による乗っ取りなど、犯罪に使われることも多く、リスクが伴います。
簡単なパスワードを設定して制限すれば、利用者に少し手間はかかりますが、こうしたリスクを少し減らすことができます。
 
しかし、いずれにせよ無人のコインパーキングなので、完全にコントロールできるものではありません。無断で使用する人も現れるというリスクはあります。
 

2:Wifiが届くカバーエリアをどこまでにするか

同じ駐車場の中でも、Wifiのアクセスポイントからの距離によって、Wifiが安定的に使える区画とそうでない区画との差が生まれます。
このようなエリアを管理している駐車場では、Wifiアクセスポイントに近い駐車場区画に、割高な駐車料金を設定することもあるようです。
また、休憩・喫煙スペースを専用に設けて、駐車代に利用料を上乗せした料金を設定しているケースもあります。
 

運用をする際の注意点

フリーWifi付き駐車場を運用する上で、注意するべき点が他にもあります。
 

・アイドリングの問題

Wifiを使用して休憩するという事は、車中にとどまる時間が長くなるということです。
そのため、暑い夏、寒い冬など、アイドリングをしたまま停車する車も増えてきます。長くアイドリングする車がいると、騒音や排気ガスの問題で、近隣からのクレームになることもあります。
その場合は、排気ガスを防ぐための板・壁の設置、前向き・後ろ向き駐車場の配慮を求める看板なども必要になります。
 

・Wifiアクセスポイント自体の機器の管理

Wifiアクセスポイント(Wifi親機)は電子機器なので、何らかのトラブルで調子が悪くなったり、電源が落ちてしまうこともあります。そうしたトラブル時に復旧やメンテナンスのサポートをどうするかという問題もあります。
インターネットやシステム・ネットワークに詳しい専門家でないと、問題の切り分けや復旧までに時間がかかることもあります。
近頃は大手の会社が保守メンテンスをセットにしたサービスもあるため、そうしたものを利用するのも一つの手です。
 
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