このコンテンツでは、コインパーキングについて、各地域ごとの特色についてお伝えしていきます。駐車場経営/コインパーキング投資の際の参考にしていただければと思います。
今回は東京都港区をお送りいたします。
目次
東京都港区の駐車場経営/コインパーキング運営事情
港区は、日本有数の都市、東京都内でも主要三区といわれる中心地の一つです。そのため、どのエリアもコインパーキングの需要は非常に高く、投資効率の非常に良い場所のひとつといえます。
港区は、主に六本木や赤坂といった繁華街エリア、新橋虎ノ門、浜松町大門といったようなビジネス街、また青山周辺のアパレル系が多いおしゃれタウン、さらに広尾、麻布台、白金高輪に代表されるような高級住宅街で形成されています。
この中でも、特にコインパーキングの需要として適しているのは、やはり昼間も夜も稼働が見込める、六本木赤坂エリアとなります。
コインパーキングの需要として適しているのは六本木赤坂エリア
基本的に繁華街ではコインパーキングの稼働率は高いものです。
しかし、六本木や赤坂エリアというのは、都市開発も非常に盛んなエリアです。時として、大型のビルが解体されて、そこに大型の駐車場がオープンし、一気に駐車場の供給台数が増え稼働率に影響が出る、というようなケースも少なくありません。
そのため、非常に浮き沈みの多いエリアということがいえます。
また、赤坂に関していうと、古い建物も多く昔からある機械式の立体駐車場も非常に多いエリアです。よって、平地の駐車場は売上が高いものの、立体の機械式駐車は、競合が多くあまり投資には向いていません。
青山エリア、また新橋、大門などのビジネス街エリア
青山エリアに関しては、非常に駐車場需要が高く、土曜日も日曜日も稼働することから、投資効率は非常に良いエリアになります。
新橋、虎ノ門、浜松町、大門などのビジネス街エリアというのは、平日昼間の稼働率というのが非常に高いエリアになります。しかし、ビジネス街であるため、土日などの休日の需要はあまり見込めません。よって、六本木赤坂エリアに比べると、トータルでの月の売り上げは低くなる傾向があります。
住宅地にあたる白銀高輪、広尾、麻布台エリア
白銀高輪エリアは住宅地であるため、上記のエリアに比べると、駐車場の需要は少ないといえます。上限料金を付ける等々の料金設定が必要なケースもあるでしょう。
広尾や麻布台などは、一般的なベッドタウンの住宅街に比べれば、需要は高いと言えます。しかし、六本木などの繫華街エリアと比べると、売り上げは伸びにくいエリアといえるでしょう。
港区は単体の駐車場投資にはあまり向いてない
港区は、地価が非常に高い場所です。そのため、駐車場に限らず不動産投資が盛んなエリアであり、建物の入れ替わり・スクラップアンドビルドが非常に多いエリアといえます。
そのため、駐車場投資も浮き沈みが激しいエリアといえます。
単体の駐車場投資よりも、上物（建物）を作る不動産投資の方が向いているエリア、といえるのかもしれません。よって、駐車場投資を考える際には、注意が必要です。
次の不動産活用までの、一時的な短期契約も併せて検討するとよいでしょう。
土地活用や土地の相続に関する相談、コインパーキング業者の選び方、駐車場経営や運営についてなどお困りのことがあれば、ぜひ駐車場経営のプロである我々にご相談ください。