イベント会場の周辺の土地で駐車場経営はできる?大きな花火大会や、スポーツ会場・スタジアムの周辺、海水浴場の周辺、音楽イベント会場の付近など、人が集まる場所では駐車場の空きを探している車をよく見かけます。
催し物の期間だけ、休耕地や空き地を駐車場として貸している、なんていうことも、地方では珍しくない光景です。
 
このように、一時的に非常に駐車需要が高まる土地を、コインパーキング駐車場にすることはできるのでしょうか。
 
今回は、一時的に非常に駐車需要が高まる土地で、駐車場経営はできるのか。詳しく解説致します。
 

イベント会場の周辺の土地で駐車場経営はできる?

結論からいってしまうと、イベント会場の周辺の土地で駐車場経営は不可能ではありません。しかし、通常のコインパーキング駐車場では、運営を続けるのは難しいでしょう。
 

コインパーキング駐車場は日常的に駐車する車がないと難しい

コインパーキング駐車場を経営する場合、ほとんどはコインパーキング運営会社に土地を貸し出すサブリース契約をする形になります。
 
コインパーキング会社側には、専門機器の初期費用・ランニングコストが発生します。
精算機やフラップ板などの設備にかかる費用を算出するには、閑散期があること自体リスクになってしまうのです。
駅前や繁華街の土地ならば、昼、夜などの時間帯や時期に関わらず稼働を見込めますが、一時的に非常に駐車需要が高まる土地は、逆をいうとその時以外はほとんど稼働を見込めない土地、ということになります。コインパーキング会社との契約は2~3年が基本になるため、その間に初期費用などを回収できるか、と考えると、難しい、と言わざるを得ません。
 
では、こうした土地で駐車場経営をするのは、不可能なのでしょうか?
 

駐車場経営は不可能ではない!

最近では、「登録制の予約式駐車場サービス」というものがあります。
ネット上で「自分の空き土地を登録する」ことで、この土地を駐車場として貸し出せるサービスになります。
個人でも登録が可能のため、一時的に駐車需要が増えるような土地での、駐車場活用が可能です。
契約も、サブリースのような月々の賃料を得る形の契約ではなく、稼働に応じて、売上を得られる形式になるため、短期間でも利用することができます。
 
Akkippa
https://www.akippa.com/
 
上記のサイト以外に、場所をレンタルするシェアリングサービスの事業者や、大手時間貸し駐車場会社も、こうしたサービスに参入しています。
このようなサービスでは、駐車料金は自分で決めることが可能で、業者へ売上の40%-50%を支払うことで登録が可能になります。
 
コインパーキング駐車場は難しくとも、一時的に非常に駐車需要が高まる土地で駐車場経営を行うことは不可能ではないのです。
 
当サイトは、こうした一時的な駐車場活用を提供しているサービス会社とも提携をしております。もし土地活用などにお困りであれば、見積依頼、言い出しづらいコインパーキング会社との交渉代理など、駐車場経営のプロである我々にご相談ください。