ガソリン代の高騰による駐車場経営への影響近年、ガソリン価格の高騰が続いています。
 
ガソリン代は、原油の減産、円高、戦争などの国際情勢、猛暑によるエネルギー需要の高まり等々、複数の要因が絡み合って影響を与えており、見通しをつけるのは難しいといわれています。
しかし、今後も原油価格は上昇すると予測している方は多く、ガソリン補助金もいつかは打ち切りになる可能性があり、不安は尽きません。
 
そんな中、今まではガソリン代の高騰と共に控えられていた自動車移動ですが、2023年現在に関してはコロナ禍が落ち着いてきたタイミングもあり、少なくなったという声はあまり聞こえてきません。
 
そのため、ガソリン価格の高騰が続くにも関わらず、コインパーキングの稼働はそれほど変わってはいないようです。
 
今回は、そんなガソリン代の高騰による駐車場経営への影響について、解説致します。
 

ガソリン代が高騰してもコインパーキングの稼働は変わらず!?

先ほども記載しましたが、ガソリン代の高騰が続いているにも関わらず、自動車移動が少なくなったという声は聞こえてきません。
その理由のひとつに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行し、電車やバスなどの公共交通機関を使うのを避け、マイカーによる移動を選択する方が増えた、という見方があります。
 
しかし、もうひとつ、駐車場経営において見過ごせない要因があります。
 

EV車の普及による影響

ガソリン代が高騰したにもかかわらず自動車移動が減っていない一因として、EV(電気自動車)の普及もあるようです。EVの普及はSDGsの目標の解決につながる取り組みでもあり、日本のEV普及率は年々増加しています。
また、EVを購入するための補助金も手堅く、2023年度は国によるEV補助金の上限額が85万円、小型・軽EV、PHEV補助金の上限額は55万円となっており、更に自治体との補助金の併用もできます。
そのため、ガソリン車ではない自動車が増えてきているのです。
 
駐車場にもEV用の充電設備が置かれることが多くなってきました。EV車が増えてきたため、その充電をするための場所が求められるのは自然な流れと言えます。
 

月極駐車場・コインパーキング駐車場にもEV用充電器が設置できる

EV車の数も増えて、EV用充電機の置いてある月極駐車場やコインパーキング駐車場も注目されています。
駐車場によっては、従来の車室はそのままにEVに接続できる充電設備を追加でおくことができます。
充電設備自体は、国からの補助金もあり、実質無料に近い形で設置ができるケースもあります。
 
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