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【土地活用の選択肢】「イチブかゼンブ?」月極駐車場をコインパーキングに転換したい・・・・

現在、駐車場経営をされている土地オーナーさんの中でも、時間貸し駐車場経営・コインパーキングを運営されている方は少ないのではないでしょうか。
当サイトに寄せられるお問い合わせの中でも、多いもののひとつが月極駐車場をコインパーキングに転換したい、という相談です。
またその際、よく聞かれるのが「コインパーキングにするのは、月極駐車場の『一部分』もしくは『全部』どちらがよいか?」というものです。

しかし、駐車場の形状が様々であるように、様々な方面から判断しなければならないため、こうした方がいい、と一概にいえるものではありません。
 
今回は、月極駐車場をコインパーキングにするには、一部か全部のどちらがいいのか、またその判断が難しい理由を解説致します。
 

それぞれの見積もりパターン

コインパーキング業者から提案される賃料見積もりは、営業開始までのコスト、駐車場の台数、そして、周囲の立地状況等によって、総合的に判断されます。
見積もりを取る際は、下記のパターンがあるでしょう。
 

■一部分を転換・・・「現在、空いている台数口」のみをコインパーキングにするパターン

月極駐車場の一部分だけをコインパーキング業者に見積もり依頼するのは、同じ敷地で月極駐車場とコインパーキングを併設する形態となります。
この場合に多い状況としては、現在の月極契約で駐車場を借りているお客様がいて、その契約は残したまま、空いている部分をコインパーキング業者に借り上げてもらうという状況です。
 

■全部を転換・・・「月極駐車場のすべて」をコインパーキングにするパターン

月極駐車場の顧客との契約を解約し、敷地のすべてをコインパーキングに転換にする場合です。
具体的な解約の手順は別の記事にて解説しますが、現在、月極駐車場を契約している顧客がいたとしても、このパターンで見積もり依頼が可能です。
 

見積もり賃料が変わるポイント

コインパーキング駐車場に変わった場合の見積もり依頼をするとき、強くオススメするのは上記の両パターンとも見積もり依頼をすることです。実はコインパーキング駐車場の「賃料は必ずしも台数が多ければ多いほどよい」という訳ではないのです。
大切なのは、駐車場の収容台数が、周囲の需要に見合っているということです。

実際、需要より多すぎる駐車台数は、余計なコインパーキング設備を作るとみなされて、賃料が安くなることもあります。また逆に、台数が多い駐車場の場合は、コインパーキング駐車場の開設にかかる1台あたりの投資コストが安くなります。
そのため、コインパーキングの賃料見積もりは、周囲の駐車需要と、開設コストにより、大きく左右されるのです。
 
こうしたリスクを避けるためにも、コインパーキング業者に見積もりを請求するときは、一部をコインパーキングにした場合と、全部をコインパーキングにした場合の、両パターンの見積もりを必ず請求するようにしましょう。
 

管理の面で注意すべきこと

管理面で注意すべきことは、月極駐車場と時間貸し駐車場の併用は、トラブルの原因になりやすいという点です。
例えば、時間貸しの駐車場のお客様が、間違って月極駐車場のスペースに停めてしまい、月極のお客様が車を停めることができなくなったりするケースです。こうした事態を防ぐためには、入口に近い方を時間貸しエリア、奥側を月極エリアにするなど、しっかり区画を分けて、きちんとした管理をすれば、大きな問題は起きにくくなるでしょう。
 
さらに月極駐車場だけだった頃に比べて、不特定多数の利用者が駐車することになるため、以前よりゴミが増えたり、出入り多くなることも考えられます。コインパーキング会社に委託をしていれば、定期的な掃除もしますが、それはあくまでコインパーキング駐車場の部分だけ。月極駐車場として運営するスペースは、引き続き、土地オーナー様や管理をしている不動産業者が整備しましょう。 
 
コインパーキング会社との交渉代理や、他社の見積依頼など、駐車場経営にお困りのことがあれば、ぜひ我々にもご相談ください。

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