駐車場経営のプロである私たちは、実際に駐車場経営に関わり、その経験に基づいて、日々お客様にアドバイスをさせて頂いております。
当サイトには、お客様から様々なお悩みをお寄せいただいておりますが、その中でも、よくある質問と、その回答をご紹介致します。
今回は駐車場経営の運営経費はどんなものがある?というご質問に対する回答です。
【ご質問】
土地を持ってて、駐車場経営を検討中です。駐車場経営をはじめると初期投資にアスファルト舗装などがかかるのは分かりますが、その他、運営中にはどんな費用・経費がかかりますか?
【回答】
駐車場経営において、運営後の経費・コストに関わる質問は非常に多い質問の一つです。これは月極駐車場かコインパーキング(時間貸し)駐車場とで分けて考える必要があります。
【解説】
今回は初期費用を除いた、運営経費について説明します。
初期投資についてはこちらの記事をご参照ください
駐車場経営 3タイプ別の必要な初期投資/設備
月極駐車場の場合
月極駐車場の運営の場合、大きくかかるものは「管理コスト」です。
管理コストには電気などの照明にかかる電気代などが含まれます。
その他に、契約募集、集金業務、清掃などを不動産業者に委託する事が多いため、月極駐車場の運営には管理委託料が必要になります。
併せて、成約した場合は、不動産業者側に礼金を払う事もあります。
また、突発的に発生するトラブルへの対応として、ゴミの不法投棄の撤去費用、壁・フェンスなどの修繕費用も管理コストに含まれます。耐用期間は長いものの、駐車スペースのライン引き直しや、アスファルト舗装などの修繕も発生するかもしれません。
更に、土地に課されている公租公課(固定資産税)もコストのひとつとなります。
コインパーキング(時間貸し)駐車場の場合
コインパーキングの場合、一括借り上げ(サブリース)契約で、コインパーキング会社に土地自体を貸し出すことが多いため、運営費用はほとんどかかりません。
例えば、駐車場の管理、集金、トラブルなどの対応、修繕費・電気代等の支払いもすべてコインパーキング会社が行います。
唯一、土地オーナーさんが支払うものは公租公課(固定資産税)のみとなります。
駐車場の運営方式でかかる費用が全く違う
このように、月極駐車場とコインパーキングとでは、土地オーナーが負担するコストが全く異なります。
コインパーキング業者にサブリース契約をして運用するコインパーキングの方が、コスト自体も安く、手軽に始められるケースが多いのです。
但し、土地を貸し出した際に得られる賃料はコインパーキング会社によってまちまちです。そのため、複数のコインパーキング業者に見積を行うことをおすすめしています。
我々の駐車場経営.jpでは、土地の一括見積をはじめ、コインパーキング会社との条件交渉など、土地オーナーさんの駐車場経営をはじめるお手伝いをしております。
駐車場経営を検討される際は、ぜひ駐車場経営.jpにもお問い合わせ下さい。