月極駐車場ご相談(神奈川県)いつも当ブログをご覧くださりありがとうございます。
駐車場経営のプロである私たちは、実際に駐車場経営に関わり、その経験に基づき、日々お客様にアドバイスをさせて頂いております。
 
当サイトには、お客様から様々なお悩みをお寄せいただいておりますが、今回は、実際に寄せられたご質問と、その回答をご紹介致します。
 
神奈川県の方からお寄せいただきました月極駐車場の契約が中々決まらないというご質問に対する回答です。
 

【ご質問】

月極駐車場の契約がなかなか決まりません。綺麗に整備もしているのに、どうしてでしょうか。(神奈川県)
 

回答の前に… 現状確認

まず、実際に駐車場の様子を見せていただきました。確かに、よく整備された綺麗な駐車場です。
そこで、運営に課題があるのではないかと推察しました。月極駐車場も管理会社によって、すぐ決まるように動いてくれる会社もあれば、何も動いてくれず待つだけの管理会社もあります。管理会社の動きを待つだけでは、スムーズな運営ができないケースもあるのです。
 

【回答】

オーナーさんに詳しくお伺いしたところ、やはり運営に問題がありました。
ひとつずつ解説していきます。
 

【解説】

原因1:募集料金の設定が高い

近隣の駐車場を調査してみると、この地域には競合が多く、同程度の料金だと駐車場が埋まりづらい状況であることが分かりました。料金が高すぎる、というわけではありませんが、稼働をいま以上にあげるには、料金の見直しが必要でした。この地域では、1,000円でも下げれば稼働が十分に上がる見込みがあります。
 
実は、月極駐車場であっても、途中で賃料を変更することができます。更新のタイミングで、周辺の相場に合わせての値上げは可能なのです。
最近は料金にシビアな情勢のため、フリーレント(1-2か月分無料)をつけることも稼働をアップするためのアイデアのひとつです。
 

原因2:告知の仕方が悪い

こちらのオーナーさんは、近隣にチラシを配った事がなく、周囲の方々に認知がされていない状態でした。
月極駐車場の最大のお客様は近隣住民なので、チラシをポスティングすることが一番効率的です。
周りは砂利の駐車場が多かったので、「綺麗なアスファルト舗装の駐車場」というのは大きなアピールです。雨の日もタイヤが汚れないなどの利点で、集客が見込めます。
このように、告知の際には、現在、近隣のお客様が不満に思っているだろうことをアピールポイントにするのがおすすめです。
 

原因3:車室の作り方がマイナスの要素になっていた

今回の駐車場では「軽自動車用」の車室も設定されていたのですが、それが駐車スペースを全体的に狭くしていました。
極力、駐車スペースは普通乗用車のサイズに合わせて設定するようにしましょう。
また、軽自動車の車室は安価になってしまうこともあります。「軽自動車用」の車室を作る際には、よく考えるようにしましょう。
車室の作り方によっては、駐車しにくい印象を与えてしまい、敬遠される要素のひとつになってしまいます。
 

駐車場開設段階でもこんな問題が!

こちらのオーナーさんに、アスファルト舗装をどこに依頼したか尋ねたところ、金融会社の紹介した施工会社に依頼していました。その請求金額はかなり高額で、驚きました。
金融会社や不動産会社など、アスファルト舗装をする工務店の間にはいる会社が、手数料などを乗せたため、高額になったものと考えられます。
工務店とは、直接、やり取りした方が安くなります。アスファルト舗装など、駐車場に関わる工事も、我々にご相談していただければ、適切な対応を致します。
 
また、月極駐車場の契約者が決まるまで、駐車場シェアリングサービスを活用し、空きスペースとして収益を上げる事も可能です。
この場合、契約会社によって売上が分配されオーナーさんにも収入となります。
 
このように、月極駐車場の経営にも、さまざまなコツがあります。
「月極駐車場で空きが多い」、「抜けたあとの契約がなかなか決まらない」とお困りのオーナー様、地主様がいらっしゃいましたら、駐車場経営.jpまでご相談下さい。
駐車場経営.jpでは、よりすぐに契約を決めてくれる管理会社をご紹介しています。月極契約が決まるまでの間も、空き車室で収益を生む駐車場シェアリングの導入までお手伝いしています。
全て無料でアドバイス、お手伝いさせて頂きます。